2025年は「台湾妖怪」がテーマ!
皆さんもご存知の通り、台湾は美食や美景が多く、自然も豊かでとても魅力的な国です。
さらに日本統治時代の建物が各地に多くある一方、数々のパワースポットや妖怪伝説が今も語り継がれているので、次に台湾へ行く時は妖怪伝説を探しの旅に出かけてみるのもオススメです。
今回は、そんな「台湾の妖怪図鑑(出版:原書房)」の著者で数々妖怪本を執筆されている何敬堯氏の全面的な協力を受け、台湾各地で目撃された妖怪伝説に基づき、台湾フェスティバル™が妖怪観光マップを作成しました。
次の台湾旅行で訪れてみる参考にしてください。
その「台湾の妖怪図鑑」で紹介されている数ある台湾妖怪のうち、今回「台湾フェスティバル™」に迷い込んだ妖怪たちは台湾グルメとしても登場!
神獣「麒麟𩗗(きりんぐ)」
縁起がいい神獣の麒麟𩗗(きりんぐ)は、頭に2本の角があり、全身が炎に包まれ、火を踏み、風に乗り、火を吐きながら空を飛ぶ妖怪。
ミネラルを多く含み、コンニャクのようなプルプル食感で無味無臭の鴨血を辛く煮て、シビれ辛い牛肉麺にトッピング。火を吐く辛さに仕上げた麻辣鴨血牛肉麵
妖怪「雞角精(けいかくせい)」
頭に角がある雄鶏(おんどり)の妖怪「雞角精(けいかくせい)」は、神獣「虎爺(フウイェ)」に退治され、血だらけとなった妖怪「雞角精」の肉に見立てた紅鶏排(激辛赤チーパイ)とコラーゲンたっぷり滷無骨雞爪(鶏足薬膳煮込み)。
怪鳥「マザカザカウ」
鷹が基となった人喰い巨大怪鳥「マザカザカウ」をイメージした黒鶏排(魔力黒チーパイ)。
妖怪「魔神仔(モーシナ)」
人をだまし、泥や牛糞を食べさせる猿のような悪戯妖怪「魔神仔(モーシナ)」をイメージし、ビタミンやミネラルが豊富なノンカフェインの決明子紅茶をベースに、麺状にした仙草ゼリーをミミズ、スーパーフードのバジルシードを蛙の卵に見立てた仙草山粉圓紅茶(悪戯妖怪モーシナ紅茶)。
妖怪「金星人魚」
金星人魚が吐き出した玉石は、“幸運の玉石(ぎょくせき)”とも言われ、触れると願いが叶う不思議な力がある。皆さんの願いが叶うよう玉石をイメージした、揚げタロ芋ドーナツが台湾フェスティバル™日曜恒例の台湾朝食セットでデザートとして登場。
お金妖怪 「金銀鬼(きんぎんき)
お金を貯めるとお金がお金妖怪「金銀鬼(きんぎんき)」に化け財産を守ってくれるけど、使わないで貯めてばかりいると逃げてしまう妖怪。
財運があるこの妖怪が、どこで登場するかはお楽しみ♪
妖怪「蛇郎君(じゃろうくん)」
美青年妖怪「蛇郎君(じゃろうくん)」の愛妻が、台湾の祝い事で使われる“紅亀粿(亀の形の赤い餅)”によって生き返ったことから、太く長い蛇に見立てた台湾蜜芋をクレープで包み、細い蛇のような紫芋モンブランで仕上げ、台湾フェスティバル™特製 “紅亀餅クッキー”をトッピングした妖怪蜜地瓜薄餅(冷凍台湾蜜芋クレープ)。
霊獣「金鯪鯉(きんらり)」
初夏に目を覚まし、土を掘り返すことで豊作になり、幸運をもたらす霊獣「金鯪鯉(きんらり)」。
農歴の端午節にムカデ下駄を履いて地面を踏み鳴らし、霊獣「金鯪鯉(きんらり)」の目を覚まさせ、豊作を願う行事が毎年台中市南屯区で行われており、この幸運を呼ぶ「木履(ぼくり)」体験ができる特設ブース。
夜のパフォーマンスとしては、
魔除けで台湾道教の神様「鐘馗(しょうき)」が五鬼を従え、運気を幸運に変え、妖怪を追い払うため冥銭の一種「外方紙」を撒きながら会場を練り歩く
出典:「台湾の妖怪図鑑(著)何 敬堯、(絵)魚儂」