2024開催報告

<開催詳細>
[開催日時] 2024年6月20日(木)~23日(日)10時~21時 *最終日19時まで
[開催場所] 東京都立上野恩賜公園・噴水広場
[SDGs体験参加費]600円(SDGsかわいい台湾柄のリユースカップ付き)
[主  催]
一般社団法人台湾を愛する会台湾フェスティバル™実行委員会
[後  援]
公益財団法人日本台湾交流協会東京都台東区
[協  賛]
日清食品、台湾武杉股份有限公司、ビヨンドビーフボール ヌードル、台湾留学JP萬家香鄭記油蔥酥奇檬子台湾華語中国語教室辰升水産生物科技有限公司

<参加来場者数> 25,800人

台湾フェスティバル™が東京都推進“SDGs”のゴミ減量を応援!!
リユースカップを購入し、
使って、洗って、また使う

台湾フェスティバル™がリユースカップで“SDGs”のゴミ減量を応援

<会場および各店舗の様子>

<ひと言>
今年は記念すべき10周年で、想えば長いようで短い10年間でした。
10年前までは日本で誰も台湾イベントを行っておらず、不思議に思った2010年に当会が企画したのが始まりでした。それが今では、全国各地で台湾イベントが毎月どこかで開催されるまで台湾が広く認知されるようになりました。
始めた当初、利益目的だとか、誰も出展しないなど様々なことを言われたものです。
日本で台湾を多くの方に知って頂き、台湾に渡航して台湾を身近に感じてもらい、民間交流を経て深く友好関係を築き、日本と台湾の安全保障の一助となればという大義から「台湾フェスティバル™」が始まりました。

それには、日本人の口に合う台湾グルメが一番分かりやすいため、台湾政府からの金銭的な援助を受けることなく、台湾好きの日本人が中心となり、台湾の味を再現し販売を行うなど工夫と苦労の10年でした。

10年目の今年2024年は、あえて少し地味でかわいい黄色の「台湾バナナ」をテーマにし、いくつか台湾バナナデザートなどを取り上げましたが、残念なことに梅雨が大幅にズレ、梅雨入り初日が開催初日となってしまいました。
開催4日間のうち、2日半が大雨で例年のように多くのご来場を頂くことができませんでしたが、今年は舞台も特別公演だったので、日本と台湾の最高峰のファイヤーダンスグループによる“炎”の競演を行いました。そして、毎晩夜の特別公演が始まる夕方から次々と多くの方々が入場し、夜20時過ぎまで長蛇の列となる盛況ぶりでした。

当初、日本国内で未経験の台湾グループが炎を扱うパフォーマンスを行うことの承認が取れるか不明であり、不安でした。その難題をひとつづつクリアし、承認許可を取得するまで非常に大きく困難な壁でしたが、開催期間中は毎日東京消防庁の皆様が見守るなか、“台湾愛の炎”を来場者の皆様に無事お届けすることができました。
温かく見守ってくださった関係各所の皆様、そして連日沢山のご来場者の皆様ありがとうございました。

《過去の来場者数(現累計976,350人)》
2014年 埼玉県坂戸市・聖天宮
「台湾ライチ種飛ばし大会」1日間 150人来場
2015年 台東区・上野恩賜公園
「日台食文化交流2015」2日間 40,000人来場
2016年 墨田区・錦糸公園
「台湾フェスティバル™日台食文化交流2016」2日間 50,000人来場
2017年 台東区・上野恩賜公園
「台湾フェスティバル™TOKYO2017」4日間 216,500人来場
2018年 台東区・上野恩賜公園
「台湾フェスティバル™TOKYO2018」4日間 227,300人来場
2019年 台東区・上野恩賜公園
「台湾フェスティバル™TOKYO2019」4日間 252,300人来場
2020年 台東区・上野恩賜公園
「台湾フェスティバル™TOKYO2020」4日間 延期
2021年 台東区・上野恩賜公園
「台湾フェスティバル™TOKYO20’21’」4日間 11,000人来場
2022年 台東区・上野恩賜公園
「台湾フェスティバル™TOKYO2022」4日間 21,000人来場
2023年 台東区・上野恩賜公園
「台湾フェスティバル™TOKYO2023」4日間 132,300人来場
2024年 台東区・上野恩賜公園
「台湾フェスティバル™TOKYO2024」4日間 25,800人来場

2016年に東京オリンピックまで累計来場者100万人を達成する目標を立て、今年2024年に達成予定でしたが、達成できず来年2025年に持ち越しとなりました。
そんな中、今年から「台湾フェスティバル™」は東京都が推進しているSDGsのゴミ減量に応援するため、生分解性素材を使用したリユースカップを買って場内に入るSDGs参加イベントスタイルにアップグレードされました。“使って、洗って、また使う”コンセプトで、場内に設けられた洗浄場所に自分が使用したカップを持って行き、自分で洗うNEWスタンダードスタイル。これまで便利に使い捨てしていたカップから、使ったら自分で洗うひと手間で、環境保全に参加している意識を持たせる参加型イベントとなります。

いままで「台湾フェスティバル™」は、毎年子供食堂への食材提供を行ったり、場内には車椅子の方々やご高齢の方などに使用して頂く優先席を設け、皆さんが分け隔てなく台湾を楽しめるようにしております。今後は、台湾と日本の養護施設などにも寄付ができるようなイベントを目指したいと思います。

これにて今回の開催報告と代えさせて頂きます。

一般社団法人台湾を愛する会(愛臺灣會)
代表理事 岡田 誠